「働かざる者買うべからず」で発展した生協の話
トピックス2020年2月26日
アメリカでもっとも成功した生協として紹介されているこのお店。
最初聞いたとき、最近よく聞く「タイミートラベル」のスーパー版かなと思ったのですが、お店というより会員が相互に作り上げるコミュニティといったほうがいいかもしれません。
メンバーは出資金と会費と労働力を提供する代わりに、安全で安心なものを安く手に入れる、この仕組みは非常に興味深いです。
地方でも今後こういったコミュニティの仕組みや在り方が望まれそうな気がします。
ニューヨーク、ブルックリンのパークスロープ地区にあるフードコープ(生活協同組合)「パークスロープ・フードコープ(以下PSFC)」は、全米で最も成功している生協のひとつだ。常にメンバーは飽和状態、しかもここ数年は、PSFCというコミュニティに属することが「おしゃれだから」という理由でメンバーになる人も増えているのだとか。
PSFCは1973年に生まれた生協だ。出資金100ドルと会費25ドルを納めれば誰でもメンバーになれる。メンバーになることで、PSFCの消費者だけでなく、オーナー、労働者の役割も担う。オーナーとして経営に参加できるが、4週間に1度、2時間45分、無償で働かなければならない。専従スタッフも77名いるが、PSFCの仕事の75%は一般のメンバーの無償労働に支えられている。
PSFCの販売価格の決め方は非常に明快で、仕入れ値に一律21%をプラスするだけ。仕入れ価格が高いものは販売価格も高くなる。それでもオーガニックで同程度のクオリティの野菜を比べたら、平均して20〜30%は安く買えるだろう。特に食べ盛りの子供のいる家庭にとってはこの差は大きい
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