姫路の空き家、相続人が93人
トピックス2020年9月13日
93人となると大げさそうですが、実際にはこれに似た事例はよくあります。
相続登記がされないままの物件は意外に多いのです。今後相続登記が義務化される方向ですが、 相続財産で放置されていた不動産の売却を考える場合は、相続人の関係がとても複雑になります。
法定相続人も通常の相続よりも多く登場することで、相続人同士がモメてしまって遺産分割協議の話し合いはまったく進まず、不動産を売却するには相当な時間と手間がかかることになります。
兵庫県姫路市内に相続人が93人にも上る「特定空き家」がある。終戦直後に適切な手続きがとられず、枝分かれした子孫が自覚のないまま権利を分け合った結果、所有権は“原点”となる男性の5世代先、来孫(らいそん)(ひ孫の孫)にまで広がった。市はこれまでに、関係者の家系図作りや所在確認などで100万円以上を投入。周辺にも影響を及ぼすことから撤去を視野に調整を進めるが、解決の糸口は見いだせていない。
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