地域おこし協力隊と空き家活用
最近のトピックスでも書きましたが、地域おこし協力隊のみなさんの活躍を目にすることが多いです。
以前からいろんな地域で活躍されていましたが、そもそも地域おこし協力隊とはどのような制度なのか。
「地域おこし協力隊」は2009年度から総務省がスタートさせた制度で、1〜3年以下という決まった期間、都市部の人材が「地域おこし協力隊員」として地方に移住し、地方自治体の委託を受け地域の問題解決や発展のための活動を行います。
任期終了後もその地域に定住する人もおり、地域活性化への貢献が期待されています。
名産品を活かした商品開発、旅行の企画運営、住民の交流の場づくり…募集する人材や従事する仕事内容、報酬は地方自治体によって様々です。
取り組みが始まった2009年度は、隊員が全国で89人しかいなかったのが、昨年度は5556人。年々、右肩上がりで増加しているということです。また、国もこの隊員数を、令和6年度に8,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。
地域メインで選ぶか、プロジェクトメインで選ぶか選び方もさまざまですが、地域ならではの様々なプロジェクトがあるのをいろいろ見るだけでも楽しいです。
見てもらったらわかるように、多くのプロジェクトで空き家などの遊休建物の活用を進めています。
空き家管理士の資格取得者の中にも地域おこし協力隊の方がいて、地域の空き家の管理から活用へのサポートをしているようです。ゲストハウスやシェアハウス、コロナが落ち着いたら多くの人でにぎわってほしいですね。
↑のサイトで空き家で検索するといっぱい出てきます。
これからも空き家を活用したプロジェクトがたくさん出てくることを楽しみにしながら、いい物件を提供できるように空き家管理士の活動を頑張りたいと思います。