空き家の「もったいない」を形に。

今、僕が巡回している、お家の庭には、けっこうゆずや夏みかん、あんずやキンカンなどが植わっています。中には大きな栗の木や柿の木があるお庭もあります。

 中には、おことわりして少し持ち帰り、おいしくいただく場合もありますが、巡回のタイミングと収穫のタイミングが合わないこともあり、熟しすぎて落ちてしまった後の事も多くあります。

これが鳥の被害にあったり、道路に落ちて道をよごしていたり、もったいないことですがいっそのこと切ってしまおう・・・という事になったりします。

そんな空き家になっている果物を活かした活動を紹介します。

空家スイーツは、高齢化率埼玉県No.1の鳩山ニュータウンの空き家等の庭に実っている果物を使用したロシアケーキで、 コンセプトは‘庭のある生活の豊かさ’を伝えることです。

空家スイーツ

空き家の庭という事で、基本無農薬の果実です。
その素材の味をダイレクトに味わえるロシアケーキは、膨張剤や保存料をはじめとする添加物は不使用。ニュータウン発信のお土産としてこれから他の地域でも参考にするべき活動ですよね。

ふるさと納税の返礼品として空き家管理を提供している自治体が増えてきましたが、こういった返礼品も本当の意味でのふるさと納税かもしれませんね。

こういった切り口から地域の空き家問題に興味を持つ地元の人たちが増えれば素晴らしいと思います。

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