相続した要らない土地を国に引き取ってもらう制度「相続土地国庫帰属制度」とは?
トピックス2023年9月10日
今年の4月に施行されたこの法律、全国に広がる所有者不明土地の解消を目的に「相続登記の義務化」などと共に施行されました。
相続した土地について、「遠くに住んでいて利用する予定がない」、「周りの土地に迷惑がかかるから管理が必要だけど、負担が大きい」
といった理由により、土地を手放したいというニーズが高まっています。
このような土地が管理できないまま放置されることで、将来、「所有者不明土地」が発生することを予防するため、
相続又は遺贈(遺言によって特定の相続人に財産の一部又は全部を譲ること)によって土地の所有権を取得した相続人が、
一定の要件を満たした場合に、土地を手放して国庫に帰属させることを可能とする「相続土地国庫帰属制度」が創設されました。
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