未使用の住宅を貸し出し「お試し居住」
トピックス2019年4月28日
すっかり定着してきた空き家を使った移住体験プログラム。
町の所有する住宅という事ですが、耐震問題などで現在募集を行っていない公営住宅を使えばもっと広がるでしょう。
埼玉県皆野町は、同町が所有する未使用の住宅を貸し出して移住体験してもらう「お試し居住」を始める。
1年のうち、複数回の利用を促し、秩父地域の四季を体験してもらうのが狙い。
町の子育て支援策など移住者向けの情報をまとめたガイドブックも配布し、市の施策をアピールする。
お試し居住用住宅「来てみ~な」は空き家を活用して整備した。
貸出期間は1回につき原則2日以上7日以内で1年間で計20日まで。秩父地域以外からの体験を募る。
住宅は1階建てで延べ床面積は109平方メートル。
定員は5人程度でキッチンや浴室を備え、電子レンジや調理器具なども用意した。
施設の一部は同町が移住促進策として町外の住民向けに開いたDIY講習で改修した。
場所は皆野町役場から徒歩5分ほどで町内の各所にアクセスしやすい。秩父市やときがわ町に続き、県内3カ所目となる。