長年の空き家が北欧家具店に。
トピックス2019年6月30日
「趣のある建物」指定制度とは、弘前市には、弘前城をはじめとする歴史的な建造物や、明治・大正期の洋風建築物などの文化財が数多く残されています。また、文化財には指定されていないものの、歴史と文化が息づく情緒豊かな建物も数多く点在しています。
これら弘前の風情を醸し出している古い建物を「趣のある建物」として指定し、市民や観光客に発信することで、弘前の新たな魅力の発見や、城下町としての奥行きを体感してもらうことを目的とした制度です。
青森県弘前市百石町小路で長年空き家となっていた「旧杉山醫院(いいん)」が北欧家具店「PPP」として生まれ変わり28日、オープンした。
市の「趣のある建物」にも選定されている年季の入った建物の風情と、石田さんが目利きした欧風の品々の魅力とが独特の調和を見せ、店は街の新たな魅力となりそうだ。
店舗は医院だった部分を極力手を入れずに使っており、受付の小窓や診察室の装飾性の高いガラス窓などが往時の面影をしのばせる。木造家屋らしく、暑い日も裏庭へ通り抜ける風が涼やかだ。
弘前市の趣のある建物はほかにもいろいろあるので興味のある方はこちらで
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/jouhou/keikaku/keikan/omomuki.html