学生の地域PR後押し 甲賀市
トピックス2019年10月20日
空き家に滞在しながら発信するという事が大事です。経験上地域の人と本当に仲良くなるには、懐の中に入り込んで、一緒に酒を酌み交わし、生活に不便な部分を受け入れた時にこそ全面的に協力してくれるようになります。若い人であればあるほど受け入れ度合いは高いように思います。ただ、一か月ではまさにこれからといった時期に終わりそうですが・・・。
滋賀県甲賀市は、大学生が同市土山町地区の空き家に滞在しながら地域の魅力を発信する事業の運営費を、ふるさと納税と、具体的な使い道を示すクラウドファンディングの手法を組み合わせた「ガバメントクラウドファンディング」で募っている。
立命館大びわこ・くさつキャンパス(同県草津市)を拠点に滋賀の魅力を発信している学生団体「TaBiwa+R(たびわぷらすあーる)」に所属する県内外の学生10人が、11月1日から1カ月間、同市土山町地区の空き家に住み込む。平日は地域の歴史や文化を学習し、休日にはサービスエリアでの体験イベントやウオーキングイベントなどを通じて魅力を発信していく。
学生の活動を支援するため、甲賀市は運営費用をガバメントクラウドファンディグで募集。事業に協賛する地元企業の商品を返礼品で贈る。募集期間は11月5日までの予定。市政策推進課は「学生の目線で市の魅力を再発見してもらうことで、地域の自信にもつながる」と意義を強調する。
空き家の可能性に挑戦!!