空き地バンクで被災地の再生
トピックス2020年2月19日
空き家バンクの課題として、 空き家バン クへの登録数が少ないことと居住希望者のニーズに合った物件 が少ないことを挙げる市区町村が多いです。
空き家自体のストックは 十分だが、なかなか空き家バンクに登録してもらえず、登録物 件の中にもニーズに合った物件が乏しいというのが、地方公共 団体関係者の共通認識と考えられています。
空き地バンクに関してはより認知度の向上と、空き地バンクに登録するメリットの確立が必要と思われます。
避けなければならいのは空き家バンクに登録するも長い間放置されて、気が付けば解体するよりしょうがない状況になってしまう事です。
そうならないために空き家バンクに登録している物件は、適正な管理をするとともに、情報の発信、活用に関する提案、場合によってはランドバンクなどの手法を使って再開発などの必要があると思います。
空き家管理士協会としてもそのような取り組みに携わっていきたいと思います。
東日本大震災の津波で被害を受けたいわき市沿岸部の宅地造成事業で、市は、所有者が売却や賃貸を希望する土地の情報を集約し、ホームページ上で公開する「空き地バンク」事業を始める。4月末の開始をめどに準備を進めている。津波被災地を住宅地として再生するきっかけにしていきたい。
こちらの記事は☆☆☆でご確認下さい。
空き家の可能性に挑戦!!