「空き家解体」ローンの普及
トピックス2020年3月28日
長年、過疎化に悩まされてきた秋田県。その秋田県を地盤とする秋田銀行が、2014年6月に扱いはじめたのが、「空き家解体ローン」でした。空き家を解体するためのローンは、その当時日本初の商品として話題になりました。
そもそも秋田県は日本有数の豪雪地帯を抱えており、老朽化した空き家を放置すると積雪で倒壊して危険 ということ、 解体したくても、その後に家を建てる予定はないので住宅ローンは組めない、ということなどが背景となり 解体時費用をローン商品 するきっかけとなったようです。
少子高齢化、地方の過疎化が進む中、社会問題化している「空き家問題」の解決や地方創生の取り組みの一環、空き家解消に取り組む各自治体からの要請などもあり、 各地方銀行などの金融機関では続々と「空き家解体ローン」の取扱いを開始しているのです。
その大多数はご利用条件のハードルは非常に低く設定され、担保や保証人は不要、お手頃な金利(融資利率)が期待できる商品です。
ただ、 あくまでも空き家解体ローンは「サブツール」であり、メインは「不動産の取引や活用のサイクルにのせる」というところであり、新しいステージに進む前段階でのサポートとして使ってほしいと思います。
空き家の可能性に挑戦!!
https://www.akiyakanrishi.org/