割れ窓理論とは。。
トピックス2020年10月5日
先日巡回中にガラスにひび割れが入っているのを見つけました。
中心に何か石のようなものが当たったような跡があり、四方にひび割れが走っていました。このまま放置しておくと強風でガラスが割れて大きな被害が予想されました。とりあえずテープで補修し割れが拡がらないように処置しました。
原因については、割れた場所や周りの環境を鑑みて、おそらく少し高くなっているとなりの空き家の草を刈っているときに石が飛んできたのではないかと考えられました。
空き家管理は割れ窓理論に例えられることがあります。
割れ窓理論とは、窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論です。
我々が空き家の調査をしていると、空き家の裏に空き家があり、空き家の横にも空き家があるという場面によく遭遇します。
理由の一つはそういうエリアは道が狭く接道の問題で家が建たないという問題や、車をとめるスペースが無く車世帯には不便だという事があります。
空き家問題は個別の対策も大切ですが、同時に地域ごとの対策も考える必要がありますね。
空き家の可能性に挑戦!!