改正不動産特定共同事業法が施行。クラウドファンディングの可能性に挑戦!!
トピックス2017年11月30日
いよいよ明日、改正不動産特定共同事業法が施行されます。改正のポイントのひとつに、不動産投資をクラウドファンディングで行うための法整備が含まれています。
今まで空き家の再生にクラウドファンディングを活用しようと思えば、主務官庁、都道府県知事の許可や会社の規模、説明書面の交付義務など、ハードルが高い課題でした。
今回の、不動産特定共同事業法の改正により、このような不動産投資に対してクラウドファンディングを活用するための制度の整備が図られました。
まず、法改正により、出資者の出資金額が100万円、出資総額が1億円を超えないといった小規模な範囲でのみ不動産特定共同事業を行う場合に限り、「許可」ではなく、より手続の簡単な「登録」により実施することが可能になりました。
同時に会社の規模に関しても、最低資本金1億円から1000万円に引き下げられ、出資者への交付書面についても、一定の場合にインターネットでの提供が認められるようになりました。
爆発的に規模が大きくなっているクラウドファンディング、今後このような流れが大きくなり、小さくても面白い、地方だけどワクワクするプロジェクトがたくさん動き出すことが空き家問題が問題でなく、空き家産業となるきっかけになればと思います。