空き家をシェアハウスに!! 豊島区が条例案
トピックス2017年11月30日
豊島区は空き家をシェアハウスとして活用しやすくする事業を来年4月からはじめる。
複数の人間が個別にオーナーと契約し共同生活するシェアハウスは建築基準法で「寄宿舎」の用途になる。
寄宿舎は防災対策のため、非常用照明や火災報知機の設置などが必要になる。
一般的に改修費用は数百万円かかるため、シェアハウス運営をあきらめる空き家オーナーも多かったが、今回の条例案は連名で入居契約し、家族のような住み方をすれば「住宅」の用途はそのままで、改修せずにシェア居住ができるというもの。
申請は空き家のオーナーが区に出し、有識者でつくる区の審議会が認めれば認定証を交付する。施設には目視できる場所に認定証の掲示を促し、脱法ハウスなど違法な物件でないことを示す。
区が想定する入居者のイメージとして、シングルマザーの女性同士が共同生活して子育てを助け合ったり、単身高齢者が学生と同居したりする事例を想定している。家賃はオーナーと入居者の話し合いで決める。空き家を利活用して、経済的に生活が苦しい人や学生らが安上がりに居住できる環境をつくる。
どのような住人達になるのかで大きく存在価値が変わってきそうな
今後、