都市の「スポンジ化」現象。
トピックス2017年12月6日
東京の郊外で、空き家や空き地がランダムに発生し、街がスポンジのようにスカスカになってしまう「スポンジ化」現象が問題になって来ています。
実は東京だけではなくあらゆる都市の問題といえます。
地方都市といわれるところでも以前から中心市街地のスポンジ化が顕著になってきており、コンパクトシティ化が政策に挙げられることも多くなって久しいところです。
昔の地主さんの家でも空き家になって久しいものも多く地域の皆さんも何とか活用できないものか、アイデアを出し合ったりしていますが色々な問題で芳しくない状況が多いようです。
クラウドファンディングの広まりや、各種規制緩和の流れで少しずつ明かりがさしてきているかな・・・というのが現状感じるところです。
スカスカになった町の未来はどうなるのか。
ゴミ収集や下水道といった行政サービスは存続することが難しい。
コンパクトシティを目指すのが早いかスポンジ化が進んでボロボロになって手遅れになるか、このままでは多くの町は手遅れになるでしょう。
スポンジに少しずつでも水をしみこませ、種を蒔けば芽が出る状況を守る作業が「空き家管理士」の仕事です。