JAグループ会社が空き家管理
トピックス2018年1月28日
空き家管理士の皆さんの活躍が掲載されています。
以下、佐賀新聞よりの抜粋です。
JAさがのグループ会社「JA建設クリエイトさが」(本社・佐賀市大和町)は2月から、空き家の管理事業を始める。建物の新築や改築、解体のほか、不動産の賃貸・売買の仲介を手掛ける同社のノウハウと、地域に密着した農協のネットワークを生かして事業を展開する。神埼市を皮切りに、将来的にはJAさが管内全域に広げていく。
具体的には、空き家管理士の資格を持った担当者が、依頼を受けた物件を年4回程度巡回し、建物の外観や劣化状況、雑草や庭木の状態を確認して所有者に報告する。
管理委託の基本料金は年額2万円。オプション契約として、屋内の換気や清掃、草刈りや害虫の防除なども請け負う。当面は正・准組合員を対象に事業を展開し、一般からの要望があれば対応する。
同社はエリアごとに1年で50戸ずつ管理物件を増やし、将来的には管理士1人につき300戸の管理を目標に掲げる。竹下直希専務は「直ちに採算が取れる事業ではないが、特に農村では空き家の管理に困っている人も多い。農家・住民に対するJAの地域貢献にもつながれば」と話す。