和歌山 田辺市の “隣人が空き家買い取り” が注目の制度なわけ
トピックス2022年6月12日
先日協会のトピックスでも書きましたが、今、和歌山県田辺市で、隣の人が空き家を土地ごと買い取るという、全国でも珍しい制度が注目されています。
田辺市ではこの制度を使い、ここ5年間で約30件の空き家が解体から譲渡へ進んだようで、全国での代執行による解体が令和2年度に89件しか無いことを考えるとかなり効果が出ているといえます。
実際、隣に放置された空き家があると、いろんな影響が出てきます。
台風や突風などで建物が倒壊したり、ヘビやネズミ、ゴキブリなど害虫の温床になったり、不審者が勝手に入り込み、住み着いてしまうことも・・・。
また空き家から伸びてきた枝が強風などであおられ、屋根をたたいて瓦を破損させたり、落ち葉が雨樋を詰まらせ雨漏りの原因になったりと、様々な悪影響がおこります。
特に地方の空き家では、接道の問題などで、隣の人しか活用することが難しい空き家がより多く放置されています。
こちらの記事は☆☆☆でご確認下さい。
空き家の可能性に挑戦!!