来年始まる“負動産”の対処法「いらない相続物件を国に引き取ってもらう」
トピックス2022年6月22日
相続したものの使う予定はないし、誰か貰ってくれる人はいないかな・・という空き家の問題ですが、こういった空き家を国に引き取てもらう施策が始まります。
そう言うとなんでも引き取ってくれそうですが、実際には結構越えなければいけない壁があります。
まずは更地であること。空き家があれば、解体しなければなりません。
一般的な一軒家であれば、解体費用は100万円から200万円くらいはかかります。
土地が崖地だったり、所有権に争いがある場合もダメ。境界の確定にも数十万がかかります。
そのうえで、国に引き取ってもらう土地の10年分の管理費を払うのも条件です。このあたりの費用がまだはっきりしていないので何とも言えませんが、全体でかなりの費用負担があるのはまちがいなさそうです。
確かにこれくらいのハードルを設けないと、予想以上の申請があった時に、特に地方における固定資産税の減少が加速しそうです。
こちらの記事は☆☆☆でご確認下さい。
空き家の可能性に挑戦!!