中間管理住宅って素晴らしい
トピックス2023年7月30日
みなさんは中間管理住宅って知ってますか?
「中間管理」ってことばになんとなくネガティブなイメージを持ちがちですが実はすばらしい施策なんです。
中間管理住宅は、高知県の四万十町ではじまった、移住・定住促進を目的として、町内の空き家を整備し、希望者に賃貸する住宅です。
室内や水回りを綺麗にリフォームしているため、都会から移住される方にもスムーズに安心してご利用できる住宅です。
1棟約1000万円の改修費は国費と県費、まちの過疎対策事業債で賄い、
入居希望者は月1万円台~3万円台の家賃できれいな家に最長12年間暮らせ、所有者には改修済みの家が12年後に返還されるという制度。
空き家所有者にも、空き家利用者にも、まちにとっても移住者が増えるまさに三方よしです。
現在までに39棟の空き家が改修されていて、入居率はほぼ100%だそうです。
中間管理住宅に入居できる人は、自治会に加入し近隣住民と積極的に交流する意思があることが条件で、近所付き合いや地元の行事を積極的に楽しむことが必要です。
このあたりは、田舎暮らしにはさけては通れない部分で、自分から積極的にかかわっていく方が結局は楽しむことができます。
こんなきれいなお家が家賃28,000円なんてすごいです。
こんな素晴らしい取り組み、他のまちにも広がっていくでしょうね。
空き家の可能性に挑戦!!