進まぬ住宅の耐震化 高齢世帯、空き家がハードル 国目標は95%
トピックス2024年1月15日
高齢化率と耐震化率は反比例するような気がします。築年数の古い旧耐震住宅に住んでいる人は高齢者が多い印象です。
その高齢者に耐震改修を進めるのはなかなか難しいと思うので、個人的にこの和歌山市の耐震化率89%ってすごい高いと思いますが、どうやら空き家は対象外なんですね。
和歌山県が2014年3月にまとめた地震被害想定調査報告書によると、南海トラフ巨大地震の際、和歌山市内では5万5200棟が全壊すると試算されている。
市は耐震化率を高めることで、巨大地震時の想定死者数を減らしたいと考えてきた。市によると、13年時点で76%だった耐震化率は、20年に87%まで向上した。だが、市住宅政策課の担当者は「耐震化を進める意思のある世帯は既に対策済み」とみる。国は25年度中の耐震化率95%を求めているが、市の試算では89%にとどまる。
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空き家の可能性に挑戦。