東京の空き家 ～23区別の空き家数・空き家率の傾向を詳細分析～

都内の空き家問題については、空き家率としては低いものの、空き家の戸数についてはやはり全国的に高い水準ということで、地方の空き家問題とは違った意味での問題があると思います。

東京都における2023年の総住宅数は820.1万戸であり、2018年と比べて53.0万戸（6.9％）増加しています。空き家数は89.7万戸と、2018年と比べて8.7万戸（10.7％）増加し、空き家率は10.9％（0.3ポイント上昇）となっています。

しかし、空き家率が横ばい傾向であるといっても、東京都の場合は総住宅数が増加している（住宅の新規供給量が多い）ことが大きな要因となり、空き家数自体は着実に増加している状況にあります。

空き家の可能性に挑戦。

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