ランドバンクとは。。
トピックス2019年4月7日
先日の日経新聞でランドバンクに関する記事を見かけました。
【ランドバンク、地域救う 空き家・空き地まとめて再生】という見出しの記事は、地方の空き家問題をランドバンクの手法で解決していこうというもの。
ランドバンクはもともと2003年にアメリカ合衆国ミシガン州で設立されたもので、主に固定資産税を払えない人や家を放棄した人の家をランドバンクが管理し放棄地のコントロールをする事と、無責任なオーナーの物件を入手し、ランドバンクが調査し賃貸にするか取り壊すか判断するというものです。
日本でも以前から山形県で【つるおかランド・バンク】というNPO法人が活動しています。
接道などの問題から、手が付けられない土地を計画的に集約して、道路を広げるなどをして新たな価値を持たすというもので、特に込み入った土地での空き家問題には効果があると思います。
ただ、所有者が多数にわたることで、意見の調整や集約に苦労するケースも多そうです。
この辺りを行が積極的に連携してくれれば面白くなりそうですね。
不動産を「負動産」に変えない活動がこれからも注目したいと思います。
空き家の可能性に挑戦!!