食と空き家、人呼ぶ財産
トピックス2019年4月11日
島に行くとコンビニやスーパー、チェーン店のドラッグストアが無いところがいいんですよね。
こだわりのあるお店が一つ一つ増えていくと一日過ごせる場所として楽しくなりますね。
そんな空き家の活用がもっともっと増えていくことを願います。
以下は日経新聞から抜粋です
島の食材や空き家を、観光資源として活用する取り組みが進んでいる。
景観あり、歴史ありの島でありながら、高齢化で観光客を受け入れる体制は整っていない。
島内で経済が循環する仕組みをつくり、地域資源を将来への財産に変える。
空き家はもともと、島の郵便局長が所有していた。墓参りの際に帰ってきていたが、次第に使われなくなったという。
一般的な民家の造りで2階建て。一部が増築されており、外には立派な外壁が残っている。
古くから港町として発展してきた歴史を有し、しっくい塗りの白壁が特徴の建物が多く残っている。開けた海水浴場もあり、観光客にとっては景観も歴史もありと申し分なしだ。
一方で高齢化が進み体力的な不安があることから、既存の飲食店や宿泊施設の営業は予約を抑えるなど制限せざるを得なくなっているという。そんな状況を鑑みて、島の外から訪れる観光客が、気軽に滞在できる環境を整える。
島の食材を生かした飲食店も整備している。港の近くに、2018年11月から「本島スタンド」を開業した。もともとは島民が定食屋を営業していたが高齢を理由に閉店しており、観光情報を得ることができる島の入り口として改修を進めてきた。