空き家を有料学習スペースに。
トピックス2019年6月28日
地方にとって教育は重要なキーワードになり得ます。
空き家と教育を組み合わせた取り組みですが、補助金に頼らないで継続していける価格設定が地方に受け入れられるか注目したいです。
空き家を活用した中高生のための有料学習スペース「benten study place」が七月一日に前橋市の中心市街地の弁天通り商店街にオープンする。
前橋工科大生が運営し、群馬大医学部生が講師を務める。
有料学習スペースは洋服店だった空きビルを改装した「弁天シェアハウス」の一階部分を再改装した。六人がけのテーブルと四人が座れるカウンターテーブルがある。講師十二人はすべて群馬大医学部生で、うち二人が常駐する。
営業は火曜を除く午後五時から十時。火曜は自習室として開放する。入会金三万二千四百円で、月料金は土日コースで中学生一万六千二百円、高校生二万一千六百円など。
今月三日からクラウドファンディングサイト「Ready for」で机や椅子などの設備費四十万円を募り、十七日に目標額に達した。現在は運営費や人件費など追加の資金を募集している。