空き家の調査員3人を任命 小野市
トピックス2019年7月27日
この記事を見て感じることは、ほぼ行政と同じ団体のシルバー人材センターは物件の調査までとして、点検・報告から先の修繕などは地域の中小零細企業に担当してもらいたいということです。
われわれが空き家管理事業を広げようと思ったきっかけは地域のまさに一人親方のような事業者の皆さんにあらゆる下請け体制から抜け出して欲しい、一般のお客様と出会う営業のツールに使って欲しいということもありました。
そういう意味では空き家が増えているということは決してネガティブなことだけではないのです。
小野市シルバー人材センター(兵庫県小野市王子町)は、空き家の調査員3人を任命し、調査依頼の受け付けを始めた。市内の空き家は増える傾向にあり、倒壊の恐れがある危険な建物もある。「わがまちを住みよくしたい」との思いを持つシルバー人材が現地を調査・点検し、報告書を送って遠方で暮らす所有者に安心してもらう狙いだ。
小野市は2011年~12年の調査で空き家545カ所を確認。うち倒壊などの恐れがある危険な建物は55カ所あった。13年には自治体が強制的に廃屋を取り壊す措置を盛り込んだ条例を県内で初めて施行。18年10月からは電力検針を行う関電サービス(大阪市)と連携し、有償の空き家見守りサービスを展開している。
空き家の可能性に挑戦!!